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パムッカレ(Pamukkale)
交通手段 |
飛行機 |
イスタンブールから約1時間30分。 |
バス |
イスタンブールから約10時間。 |
鉄道 |
イスタンブールから約15時間。 |
パムッカレとは「綿の城」を意味します。石灰分を含んだ温泉水が山肌を流れ落ち、長い年月をかけて白い鍾乳石の棚を作り上げたのです。ローマ時代には温泉保養地として栄えた町でもあるのです。また1988年「ヒエラポリスとパムッカレ」という名前で世界遺産に登録されました。
ギリシアのロドスからの続きなのだが、左の写真の船でマルマリスに到着した。税関を抜け、マルマリス市内まで2kmくらいだったので歩いて向かうことにした。市内で早速100ドルを両替することにした。ガイドブックや噂でトルコではインフレが続き、トルコの通貨価値が下がっていると聞いていたのだが、それは想像以上ということが両替して分かった。何と100ドルが16,716,500TL(トルコリラ)になったのだ!缶ジュース1本でも10万TLとなり、あまりのも払う通貨単位が多いので物価が分からなかった。
早速目的地であるパムッカレに向かうためにオトガル(バスターミナル)へ向かった。ちなみにオトガルはトルコ語だ。マルマリスからパムッカレまで110万TL(約1100円)で約4時間半かかった。けれども、東南アジアのバスと違い、バスはきれく、シートもクッションがあり、長時間のバス移動は全然苦にならない。しかも、バスでのサービスも充実しているのだ。まずバスに乗ると消毒液みたいものを手にかけてくれるのだ。この液は不思議なもので、手をこすり合わせるとすぐに蒸発し、手がスカッとするのだ。おそらく意味が分からないと思うが・・・。その他にもジュースや水、チャイまででるのだ。
夕方の5時頃にパムッカレに到着した。世界遺産にも登録されている有名な観光地だが、自然がいっぱいであまり観光地化されていないように感じた。けれども目の前には夕日に照らされた石灰棚が見えており、すごく幻想的に思えた。
まず、ガイドブックを見ながらホテル探しをすることにした。いくつかのホテルを見て決めたのは「Kervansaray」というホテル。1人90万TL(約1000円)。結構安くて、なかなかきれいなところだった。荷物を置き、早速パムッカレに行ってみることにした。
ホテルから徒歩5〜6分のところに石灰棚の入口があり、20万TL(約230円)で入場できるのだが、近年観光客が増えて石灰棚が汚れてきたので、それを防ぐために裸足で入場しなければならないのだ。たとえ石灰棚といっても地面は凸凹で、めちゃめちゃ足の裏が痛いのだ。けれども所々で温泉が沸いており、足の裏の痛さを和らげてくれる。この温泉も観光客が増えて温泉源が尽きてしまいそうということもあり、ほとんど温泉を止めているというのが事実だ。僕は石灰棚から溢れんばかりに温泉が流れてくるのを想像していたので少し残念だった。
石灰棚を下ってきた。明日パムッカレを出発し、次の目的地カッパドキアへ向かう予定だったので、バスのチケットを探すことにした。トルコの交通手段の中心は鉄道ではなくバスなのだ。そのため、バス会社がどこの町に行ってもたくさんある。僕らは4つのバス会社をまわり、1番安い210万TL(約2500円)でカッパドキアまでのチケットを購入することにした。
晩御飯は近くのホテルの2階で食べることにした。ビールとケバブ(羊の肉)を食べた。初めてのトルコ料理だったが、とてもおいしかった。ビールを飲みながら3時間くらい話をしてて、ホテルに戻ることにした。
翌日、バスは夜の7時出発だったので、荷物をフロントに置かせてもらい、朝11時にチェックアウトをした。今日の目的は炭酸温泉プール!炭酸温泉プールは石灰棚を上りきった上にあるホテルの中にあるのだ。また石灰棚の入場料20万TLを払い、裸足になって石灰棚を上り始めたのだった。
ホテルのプールの入場料は75万TL(約800円)と少し高かった。けれどもこのプールはもともと遺跡だったのだが、炭酸温泉が湧き出てきて遺跡にたまり、プールとしてホテルは開放したのだ。水は温かく、炭酸成分を含んでいる。30分くらい泳いでいるとのぼせてしまうのだ。もともと遺跡ということもあるので、深いところでは3mくらいもあるのだ。
PM3:30頃にプールを出て、石灰棚を通ってホテルに戻った。少しおなかが空いたので昨晩食べたレストランへ行くことにした。そこでミートボールとサラダと御飯を食べた。ミートボールは日本と違ってスパイスが効いていてとてもおいしかった。
夕方6時頃にバスターミナルに向かい、水やお菓子などを買い込んでバスに乗り込んだ。約9時間のバス移動になる。定刻どおり7時に出発したので、少し眠ろうかと思っているとPM7:45にバスが止まり、なんと25分間の休憩だった。休憩が終わるとジュースを1本出してくれた。サービスはうれしいのだが、いったいカッパドキアに着くまでに何回休憩をとるのやら・・・。
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