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クシナーガル(Kushinagar)
交通手段 |
飛行機 |
飛んでいません。 |
バス |
ゴーラクプルから約2時間。 |
鉄道 |
走っていません。 |
ブッダ入滅の地クシナーガルは、ゴーラクプルの東に約55kmのところにある町です。あまり有名な地ではないのですが、インドのブッダ・ガヤ、クシナーガル、ネパールのルンビニと並ぶ仏教4大聖地の1つです。ブッダはここで亡くなり、ここで祀られているため、世界中から仏教徒が訪れています。
朝5:00に起き、早朝発の列車に乗るため僕らはベナレス駅へ向かった。なぜこんなに早い列車なのかというと、ベナレスを早朝出発し、途中クシナーガルに寄り、今日中にネパールへ入国する予定だったからだ。5:50発の列車は珍しく定刻どおりにホームに入ってきた。列車はベナレス始発のゴーラクプル行きだったので、2ndクラスにもかかわらず、余裕で座ることができた。ちなみに金額はRs62(約190円)だった。
当初ゴーラクプルからバスに乗り換えてクシナーガルに向かう予定だったが、この列車は停車駅が多く、途中のデオリャでバスに乗り換えたほうが早いという情報を得たのでデオリャで降りることにした。
デオリャ駅は何にもない田舎駅であまり観光客が来ないということもあるのか、英語が全く通じず、外国人が珍しいのかジロジロ見られていた。バス乗り場はすぐ近くにあり、バナナなど食料を買い、クシナーガル近くのカシアーという村に向かって出発した。
約1時間くらいでカシアーに到着した。そこからサイクル・リクシャーでクシナーガルに向かった。料金は3人でRs30(約90円)。クシナーガルの第1印象は「仏教の聖地にもかかわらず、何て田舎なんだ!」といったところです。サルナート(仏教の聖地)よりも観光客が少なく、とても驚いた。
早速ブッダが祀られているという涅槃堂に向かった。敷地はそんなに広くはないのだが、涅槃堂の前には2本の沙羅樹(沙羅双樹)があり、この間にブッダが横たわり亡くなったと言われる樹がある。涅槃堂に入ると、ブッダが横たわって祀られている。観光客は僕らだけだったのだが、ネパール仏教などの信者が巡礼に訪れていた。
僕は仏教4大聖地の中で最もこの地が気に入った。クシナーガルの人たちは気さくだし、自然に囲まれたこの地は非常に落ち着くからかもしれない。僕は現在転勤で大阪の田舎町から横浜へ引越しをしてきたのだが、40代を過ぎた頃には大阪の田舎町もしくは、もっと田舎の奈良や和歌山に住み、空気がおいしく、自然がまわりにたくさんあるところでゆっくり週末を過ごしたいと感じた。
その他に涅槃堂から少し離れたところに火葬の跡に建てたと言われているラーマーバルと言われる塚(左の写真)、ブッダが最後に沐浴をしたと伝えられているヒラニヤ・リバーを見に行った。ゆっくり見学をしてからネパールに向けて出発しなければ行けなかったので、ゴーラクプル行きのバスに乗り込んだ。
ゴーラクプルでバスを乗り換え、ネパールとの国境へ向かうバスに乗り込んだ。クシナーガルでゆっくり見学してたせいか国境に到着する頃には夜6時を余裕でまわりそうだった。この時間だともしかしてイミグレーションは終了をしているのではないかという不安を抱えながらバスに揺られていたのだ。ネパールのスノウリ編に続く・・・。
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