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カッパドキア(Kappadokya)
交通手段 |
飛行機 |
イスタンブールから約1時間15分。 |
バス |
アンカラから約4時間。 |
鉄道 |
走っていません。 |
キノコ形、竹の子形、ベレー帽をかぶった煙突形・・・大地からニョキニョキ生えてきたような奇岩の群れがある幻想的な自然の造形が見渡す限り広がるカッパドキア。ここは奇岩だけでなく、キリスト教徒が隠れていた地下都市まであるのです。1985年「ギョメレ国立公園とカッパドキアの岩石群」という名前で世界遺産に登録されました。
パムッカレをバスで出発し、何度か休憩があったのだが、いつの間にか眠りについていた。朝4:30頃、バスの運転手に起こされた。何かと思えば、僕らの目的地であるカッパドキアのギョメレに到着したらしい。バスに乗る前にバスの運転手に行き先を告げておいてよかった。行き先を言っていないとどこまでバスに乗り続けていたのか分からなかった。
バスから出るととても寒く、朝にホテルが開くまで待っていれそうにはなかった。だからホテルを探し始めたのだが、やはりどこも閉まっていた。1時間くらい探しているとツーリストインフォメーションがあったのでそこでホテルを紹介してもらうことにした。いくつかの写真の中から1番きれそうな「Special Motel」を選んだ。名前からすると怪しいのだが・・・。
ホテルに行ってこのホテルを選んだことにものすごい満足をした。何とこのホテルは石をくりぬいてできているのだ(左上の写真)。まるで洞窟のようだ。こんなホテルに泊まるのはもちろん生まれて初めてで、石に囲まれると驚くほど暖かいことに気づいた。あまりの暖かさについ眠り込んでしまった。
朝9時に友達に起こされた。カッパドキアは見る範囲が広大なので現地ツアーに参加するつもりだったのだが、時間が9時を回っているということでダメもとでバスターミナルにあるツアーを見に行くことにした。ツアーを探す前に先に翌日イスタンブールに向けて出発する予定だったので、バスチケットを250万TL(約3000円)で取ることにした。ツアーの方は案の定、すでに出発をしていた。けれども「HIRO
TRAVEL」という旅行会社が、9:30にツアーは出発していたのだが、「車で追いついて参加しましょう!」と言ってくれたので22ドル(約2500円)で参加することになった。
猛スピードでツアーに追いついてくれたので1ヶ所目で追いつくことができた。すぐに2ヶ所目の地下都市に向かった。ここはキリスト教徒が隠れていた都市で、地下8階まであるのだ。ちゃんと通気孔が各階に通じており、礼拝堂・教室・寝室・食料庫・井戸などがあり、共同生活をここでしていたという驚きがあった(右の写真)。地下は本当に広く、ガイドさんについていかないと「迷子になって出ることができないのではないか?」と思うくらいだった。
次に向かったのは左の写真に写っているウフララ渓谷。深い谷に川が流れ、緑が広がる。その渓谷を約1時間かけてハイキングをし、途中にある住居や礼拝場などを見てまわりながら歩いた。渓谷の中に1件レストランがあり、そこで昼ごはんを食べることになった。いろいろ選ぶことができたのだが、僕が選んだのはミートボールとスプライト。ツアー代に昼ごはん代も含まれているらしく、タダで食べることができた。
次に向かったのがローズバレーというところで、1番上の写真のように波打つ奇岩が見渡す限り広がっており、言葉が出ないくらい絶景だった。ガイドの話によるとここは映画スターウォーズUに使われた場所らしい。そして最後に向かったのがパシャバー地区だ。ここはあの有名な1つの岩に3本のキノコが生えている岩があるところだ。地層の関係でキノコ形になっているらしいが、見れば見るほど自然が作り出した作品に驚くばかりだ。岩を見ていると夕日が沈み始め、キノコが赤色に染まってくるのだ(右下の写真)。パムッカレからイスタンブールまで行くにはカッパドキアを通るとかなり遠回りになるのだが、本当に来て良かったと感じた。充実したツアーに僕らは満足し、ホテルに戻って行った。
翌日、イスタンブール行きのバスは夜8時出発だったのでゆっくりことができた。朝9時半に荷物を預けてギョメレ野外博物館方面に向かって歩いていった。博物館を見渡すことのできる波打つ奇岩の上にのぼり、絵葉書を書いたり、昼寝をしてPM4:00頃ホテルに戻ってきた。
出発まで時間がまだあったので、晩ごはんを食べることにした。注文したのはパンとケバブとファンタ。量は少ないにもかかわらず、62万TL(約750円)も取られた。お腹がいっぱいにならなかったので、近くの売店でポテトチップとクッキーを買って荷物を預けているホテルに戻った。ホテルのロビーでお菓子を食べているとホテルのご主人がりんごとぶどうを出してくれたのだ。トルコ人は噂に聞いていた通り、とても親切な人だ。
夜8時、ようやくバスがやってきた。バスを見てびっくりしたのだが、なんとベンツのバスなのだ。どうやらまだ新車のようで、座り心地も最高!いい気分でイスタンブールへ向けて出発したのだ。
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ホテルの外観です。
なかなかきれいでしょ? |
ローズバレーにて |
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地下都市の中です。 |
ここがスターウォーズUに
使われたところらしいです。 |
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