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ハラッパ(Harappa)
交通手段 |
飛行機 |
飛んでいません。 |
バス |
ラホールから約4時間。 |
鉄道 |
分かりません。 |
モヘンジョ・ダロとともに、インダス文明の遺跡の1つであるハラッパ。1800年代の中頃、鉄道が施設されたときにハラッパからレンガが持ち出され、遺跡の破壊が急激にすすみ、現在でははっきりとした街並みなどは見ることはできなくなっています。
ラホールから12人乗りのワンボックスカーに26人も詰められ、かなり窮屈な状態で4時間も過ごした。旅慣れは怖いもので、どんな窮屈な格好で座っていても寝ることができるのだ。目を覚ますとハラッパ近くのサーヒワールに夕方4時頃到着した。ハラッパまで行くとホテルがほとんどないので、ハラッパの少し手前にあるサーヒワールで降りたのだ。
バス停近くのホテルにホテルをとり、日が沈むとすぐに町に出た。ラホール編に書いたのだが、イスラム教の断食月だったので、全然御飯を食べることができてなかったからだ。面白いことに、日が沈むと次々と店がオープンするのだ。早速カレーを注文し、次の御飯が24時間後ということもあるのでお腹いっぱい食べた。食後はチャイ(ミルクティー)を飲もうとするとパキスタン人がやってきておごってくれたのだ。やっぱりやさしい人たちだ・・・。その時面白い光景を目にしたのだ。チャイはソーサにカップがのってくるのだが、パキスタン人はみんなカップからソーサにチャイを移して、ソーサを口に持っていって飲むのだ。どっちがカップなのか分からない!文化の違いは本当に面白いものだ。
翌朝、バスでハラッパに向かった。ラホールより北に位置しているせいか、朝はとても寒かった。細い道を丘の方に登って行くと遺跡が見えてくるのだ。まず城砦地区(右の写真)があるのだが、ほとんど破壊されており、遺跡とは言いがたい状況になっていた。労働者居住区(1番上の写真)・穀物倉跡(1番下の写真)はまだそこまでは破壊がすすんではいなかった。けれども、インダス文明の遺跡の1つで、世界史を勉強のしたことのある人なら誰でも知っている遺跡だったので、かなり期待をしていたのだが、もう1つだったというのが正直な感想だ。モヘンジョ・ダロは世界遺産に登録されているが、ハラッパが登録されていないのが何となく分かった気がする・・・。
ハラッパからサーヒワール駅まで乗合バス5Rs(約15円)で戻った。次の目的地はタキシラという遺跡だったので、近くにある都市であるラワルピンディーという駅まで行くことにした。チケットはすぐに取ることができ、120Rs(約360円)で購入した。列車が来るまで1時間くらいあったので、駅の周りでチャイを飲んで待つことにした。ここでもパキスタン人が1人2杯もおごってくれ、一緒に話をしながら出発時間まで待っていた。ラホールなどの大きい都市ではラマダーンでチャイすら飲めなかったのに、田舎町までくると結構いい加減なものだと思った。
列車はPM2:00に出発し、翌朝1:30に到着する予定だった。いつも通り1番安いクラスのチケットだったので、床に座って話したり、外の景色を見て楽しんでいた。けれども夜7時を過ぎると寒く、上着を重ね着しても耐えれなくなり、3人とも日本から持ってきた寝袋を出し、そこに入って寒さに耐えていた。
ほぼ定刻通りラワルピンディーに到着した。何も食べてなかったので駅でカレーを30Rs(約90円)で食べ、夜遅かったがホテルを探しにまわった。夜遅いということもあったので、ガイドブックに載っているホテルを探すことにした。けれども首都イスラマバードの隣の都市ということもあり、どこもホテル代が高いのだ。仕方なく3人で1泊500Rs(約1500円)のホテルに泊まることにした。
翌日はタキシラという町へ日帰りで行く予定だった。けれどもホテルが高かったということもあったので、出発前にこの日に泊まるホテルを探すことにした。探せば安いところもあるもので、3人で1泊220Rs(約660円)のところ見つけることができた。
僕らは荷物をホテルに預け、早速タキシラに向けて出発することにした。
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屋台での晩御飯 |
穀物倉にて |
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ハラッパ遺跡はこんな田舎にあります! |
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