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デリー(Delhi)
交通手段 |
飛行機 |
日本から約10時間。 |
バス |
アーグラから約5時間。 |
鉄道 |
カルカッタから特急で約17時間。 |
デリーはインドの首都であり、最も栄えている都市です。インドはよく汚い国、物乞いが多い国などと聞くが、デリーはそんなことを思わせないくらいきれいで、高層ビルがたくさん並んでいるのです。デリーは3つに分けられており、1つはニュー・デリーで高級ホテルや官庁が並ぶところ、2つ目はデリー(オールド・デリーとも呼ばれている)でラール・キラーを中心とした町、3つ目はインディラ・ガーンディ空港を含む周辺の村々となっているのです。
僕らはアムリトサルから夜行列車でデリーに到着した。インドの列車はよく遅れると聞いていたのだが、本当にデリーにつくのが6時間も遅れた。これからインドの旅が心配になってきた。ニュー・デリー駅を出るとオート・リクシャ(3輪自動車)の客引きがものすごかったが、それをいつものように振り払い歩いていった。
まず僕らの向かった場所は、ニュー・デリー駅前にある「パハール・ガンジ」というところだ。ここには安宿がたくさん集まっており、世界各国の旅行者がここに集まっているのである。泊まったゲストハウスは「Rajdhani Palace」というところに1人1泊300円の宿に泊まることにした。ここは4階建てになっており、特に汚くもなく(普通の人は汚いと思うかもしれないが・・・。)、温水シャワーも出るということでここに決めた。
荷物を置いてから、まずニュー・デリー駅前でオート・リクシャをつかまえてインド門に向かった。ここは第一次世界大戦の時に戦死した9万人のインド兵士の慰霊碑であるということもあり、1番初めに向かったのだ。駅前から約10分ほどの道のりだったのだが、その間僕は街並みをずっと眺めていた。というのも、インドについての噂で「街は砂埃がいっぱいで・・・」などを聞いていたからだ。実際、街並みを眺めていると、地面はアスファルトで舗装されており、ビルなどの建設も進んでいるという噂とは逆の都市だった。インド門近くでリクシャから降り、街を歩きながらインド門に向かった。インド門は想像以上に大きく、戦没者1万3500人の名前が刻まれている。高さは42mもあり、とても目立つ門だった。インド門の近くには、観光客を目当てとした売り子や蛇使いがいた。蛇使いは笛を吹き、蛇が出てるところを写真に撮らせてお金を取る職だった。けれども、蛇使いを見るとなんか「インドに来たなあ!」っていう感じがした。
その次に向かったのがコンノート・プレイスだ。ここはデリーの中心にある丸い広場なのだが、イギリスが建設したところなのでインドの中で1番近代的な町だと思う。この公園に向かって道路が集中しているので少し渋滞していた。ここには航空会社のオフィスやブランド物の店・大使館などがあり、困ったことがあればここに来ると何とかなりそうだ。僕らは、パキスタンからインドを入国したのでこのような近代的な町を見るのが久しぶりだったということもあり、町をウロウロしていた。その中に時計屋があり「TIMEX」の時計が775Rs(約2300円)で売っていたので、ちょっと贅沢だが今後の旅にも必要ということもあり買うことにした。
夕方になったので宿があるパハール・ガンジに戻った。さすがに安宿街ということもあり、活気があふれていた。パハール・ガンジは安宿だけでなく、庶民が買い物に行く市場みたいなところもあり、人でいっぱいだった。そのような人であふれているところでも、ヒンドゥー教の聖なる動物である牛がゴロゴロと寝転がっていてめちゃくちゃ邪魔だった。やはりこっちの人は、その牛を邪魔とも思っている様子もなく、自らよけて行くのだ。僕らは晩飯のカレーを食べたり、チャイを飲んだり、買い物をしたりしてパハール・ガンジを歩き、夜10時頃に宿へ帰っていった。
翌朝、カレー(約75円)を食べてから、オート・リクシャでラール・キラーへ向かった。ラール・キラーは英語名でレッド・フォートと呼ばれており、赤い砂岩で築かれた城壁が目立っており、非常に印象的だ。中は結構広く、パキスタンのラホールに向かっている「ラホール門」や宮殿などが並んでおり、時間をかけてゆっくり回ることにした。
翌日からアーグラへ行く予定だったので、残りの時間はゆっくりとデリーを楽しむことにした。コンノートプレイスやパハールガンジをまたウロウロしたりした。まだ2週間はインドで滞在する予定だったが、ここ以上に都会であるところには行かないのだろうなと思いながら楽しんだ。
昨晩に時刻表で確認していたため、朝5時に起きて駅へ向かった。駅でチケットを取りに行ったのだが、人が多すぎてチケットをとることができずに、1本乗り遅れてしまい、何とか次の列車の2ndクラスでアーグラへ向かうことができた。
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ラールキラー(赤い砂岩で目立っているでしょう。) |
ラールキラーの中です。 |
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