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経過 |
12月6日
〜12月13日
(入院中) |
6日姉様の結婚式。出席できなかったのはほんと無念の一言に
尽きます。母様もたかし氏も一睡もせず式場に向かったらしい。
母様は式が終わって帰宅後20時間寝たってさ。お疲れ。
たかし氏はヘロヘロでしたが病院にすっ飛んできて赤さんを
ビデオ撮影。翌日東京に飛んで帰りました。これまたお疲れ。
向かいのベッドの女の人が「昨夜はお騒がせしました〜」と声を
かけてきた。「?」よくよく聞くと、陣痛時に隣のベッドで狂乱の
雄叫びをあげていた妊婦さんではないかっ!!!でもこの人が
すんごいおもろい人でかなり意気投合。
とにかくオシリが痛い。座ったり立ったり、姿勢を変えるだけでも
かなり辛かった上に便秘が続き二回も座薬の刑に処され
ました(涙)
完全母子同室でしたが子が泣いてもわたしが爆睡して目覚め
ないので夜中たびたび看護婦さんに「赤ちゃん泣いてるよ!」
と起こされたものでした(汗)
徹底的な母乳指導でかなり出るように。流血して涙が出るほど
痛かったけど今は大感謝。
大阪にいる今がチャンスとばかり毎日3〜4組お見舞いの人が
来てたのでひじょーにキツかった。しかも見舞い客は病室に
立ち入り禁止な上に赤さんもガラス越しの面会しかダメなので
わたしが病室を出て談話室でずっと相手をせなあかんかった
のがしんどかった。みなさん、産後のお母さんのお見舞いは
ほどほどにね。
あとは病室で携帯使ってる上にベッドについてるコンセントに
充電器を堂々と差し込んでて20回以上注意されました←最低
そんな愉快な入院生活。
13日退院。陣痛が長かった&深夜の出産だったせいで総合病
院のくせに入院費が42万弱に。ぎえー。
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12月16日
〜1月11日 |
早速乳腺炎にかかり39度台の発熱。退院した途端また病院に
舞い戻る。助産婦さんにしこりをとってもらい数日で完治。
12月19日、たかし氏が出生届を提出(ギリギリ
新婚ホヤホヤの姉様でしたがほぼ毎日実家に来てわたしを
払いのけ赤さんにベッタリ。可愛くて可愛くて仕方ないらしい。
一ヶ月検診やら何やら全て車出して連れてってくれた。
退院時にもらった育児日記があるんですが、わたしが書くの
サボッた日はなぜか姉様が書き込んでいた(笑
命名紙にも自慢の毛筆で書いてくれました。
一ヶ月健診ですでに4310gに。あんた体重増えすぎ。
これまた入院時同様、ほぼ毎日地元の友達や親戚が
押し寄せる。午前、午後とわけてスケジュール組まないととても
まかないきれません。子が昼も夜もない時期だったのでこれまた
フラフラ。
赤さんが夜中寝てくれず泣きまくるので本気でつねりそうに
なってしまった。たかし氏も離れてるのでどうしようもなくて
涙ポロポロ。赤さんも身の危険を感じたのかこの1回きりで
その後はよく寝る良い子に。
人間ふとした時に魔がさすってのを身をもって知りました。
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1月12日
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東京に戻る前日、地元の神社でお宮参り。さんざん祈祷した
後で神主さんが一言。「いやー、初めての子でしかも男の子
だなんて、ほんっとにおめでたいですねぇ♪おめでとうございま
す」
一同シーン。
「あのー、女の子なんですけど」と言うと大焦りで渡されたお守り
その他も全部女の子用のと交換され「いやいや、ででででも、
上は女の子の方が育てやすいって言うし!」やと。
やっぱ男の子が一番みたいな風潮まだあるんやなぁ。
それにしても失敬な。まさか祈祷も男の子用やったとか?
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1月13日〜現在
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家族3人、無事東京に戻ってきました。かなり孤独な環境の育児
ですがたかし氏の協力があり睡眠もバッチリ取れるので今の所
無難にこなせています。早くも2ヶ月に入った瞬間から赤さんは
夜7〜8時間寝るようになり今は普通の暮らしができるように
なりました。夜中起きなくなったせいで吸わせる機会がみるみる
減り母乳は4ヶ月いっぱいで止まってしまいました(涙
赤さんに対する気持ちは日々変わりつつあります。まだ数ヶ月
のつきあいですが妊娠発覚から現在までほぼ毎日わたしの半
径5メートル以内に片時も離れず彼女は居座り、そうなると否応
なくわたしの中ではすでにたかし氏と並ぶほど大切なものになら
ざるをえません。
こんなに自分が一番でたかし氏の吸ったストローですら「汚い」
と言い彼を悲しませているわたしに大量の時間を裂かせ遊び
相手をさせ睡眠時間を削って空腹を満たさせおむつを替えさせ
ウンチを始末させ鼻水を吸わせてしまう赤さんはやっぱりスゴイ
と思う。
何と言っても子供嫌いのわたしからものすごいスピードで愛情を
奪い取っていく力には驚きです。
赤ちゃんは夢と希望、限りない可能性をその両手に握り締めて
生まれてくるってのを聞いたことがあります。なるほど。それでい
つもグーにしているのか。とガラにもなく納得しました。将来彼女
が迷ったとき、壁にぶち当たったとき、ほんの少しでもフォローし
てあげられる存在にわたしとたかし氏がなれればいいな。
だから我が子よ、命名したとおり、天の恵みをいっぱいに受けお
おらかにのびやかに、人の気持ちの分かる優しい子に育ってお
くれ。
出産レポはこれで終わり。
何かの参考になれば(ならんと思うけど)幸いです。
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