時刻 |
経過 |
2:30 |
37週1日(臨月)
布団に入ったもののウトウトするとお腹がチクチク、それが気に
なって目が覚める、を繰り返す。
母様がまだゲームしていたので「まだお腹痛いねんけど」と言
う。ここでやっと母様が「・・・まさかほんまに陣痛ちゃうか?一回
お腹痛い間隔メモ取ってみー」と。言われるとおりメモ。7〜8分
間隔。でも全然そこまでの痛みじゃないのでとりあえず眠れない
し起きてきてテレビ見る。
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4:00 |
母様に「病院に電話して聞いてみ。陣痛じゃなかったらそれで安
心できるやん」と言われ病院に電話。
「何分間隔ですか?」
「7〜8分です。でも下痢みたいな痛みなんで陣痛じゃないと思う
んですけど」
「まあとりあえず診察しますので荷物まとめてすぐに来てくださ
い」
え。荷物なーんも準備してないんすけど。
だって予定日25日ですよ?3週間も先ですよ?
と慌てても仕方ないのでお産グッズを袋に入ったままカバンに詰
め込む。
母様が「何か食べとかなあかんで」とサンドイッチを作ってくれた
が変に緊張してしまいほとんど入らず。
就寝中の姉様に母様が「今からかなえ病院に連れてってくるわ」
と声をかけると姉様も飛び起き「え?明日の私の結婚式はどう
なるん?」と泣き顔に。
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4:30 |
病院到着。
内診の結果、子宮口が2cm開いてるのでそのまま入院してくだ
さいねーとの事。
まじですか。
母様も「えらいこっちゃ」と慌てだす。
陣痛室という部屋に通される。ここで分娩できる状態になるまで
ひたすら耐えて待つらしい。ベッドが3つあってそれぞれカーテ
ンで区切られている。わたしが入った時にはすでに1人が痛みに
耐えながらご主人と待機していた。こわいよー。
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5:30 |
入院手続きも終え、わたしもベッドに横になる。お腹に器具を付
けNST(胎児の心拍を測る検査)をする。器械から出てくる用紙
に波形が記録されているがどうやらその波が上がる時に比例し
てわたしのお腹が痛くなってるみたい。少しずつ痛みが強まって
きてる。でもまだ全然大丈夫。
母様が「こんなんするのアンタが小学生の時以来やなぁ」と懐か
しげにわたしの髪を二つに結んでくれた。
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7:00 |
結構痛くなってきた、イテー。やっぱ陣痛だったのか・・・。とはい
いつつまだ余裕だったので東京の母親学級の友達や他の友達
に「陣痛始まったよー」とメール。
母様がたかし氏&たかし氏実家に連絡してくれた。たかし氏に
電話を代わってもらう。「今からすぐそっちに向かうから、頑張り
や」と励ましのお言葉。早く来てほしーよー心細いよー。
ほんとはたかし氏は明日の姉様の挙式のためこの日の夜に仕
事を終えてから大阪に帰ってくる予定でしたが急きょ変更、朝イ
チの新幹線に飛び乗って大阪に向かってくれました。営業マン
はめったに有休など取れないので新幹線の中から会社に「休み
ます」と電話する作戦に出たらしい。
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11:00 |
いてーよー。かなり痛い。
「たかしくん来たよ!」の母様の声。気づくと「頑張りやー」と病院
のピンクのエプロンを付けた(笑)たかし氏が背中をさすってくれ
ていた。早っ!アナタほんとに東京から来たん?
看護婦さんが「今のうちに胃に入れておかないと、お産のときに
体力持たないから頑張って食べてねー」と昼食を運んできてくれ
た。しかし痛くてそれどころじゃありまへん。すでにこの時にはお
茶すら入らない状態に。
まったく食べないので看護婦さんがごはんを何個もの1cm大の
ミニミニおにぎりにしてくれて「少しでも食べないとお産しんどいよ
ー」と脅しにかかってきましたが食えんもんは食えん。1個口に
入れるのががやっとでした。(後に大後悔)
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