無料-
出会い-
花-
キャッシング
アムリトサル(Amritsar)
交通手段 |
飛行機 |
デリーから1時間。 |
バス |
デリーから約7時間。 |
鉄道 |
デリーから約7時間。 |
アムリトサルはデリーの北西約450kmのところで、パキスタンとの国境近くにある町です。このアムリトサルはスィク教徒の聖地として有名である。スィク教徒の特徴としてヒゲをはやし、頭に布などを巻きつけている。いかにもインド人というのがこの町にはたくさんいます。パキスタンへ入国する時に必ず通る町なので、意外と観光客が多いです。
僕たちはパキスタンから陸路で朝9時頃入国した。国境は日本人ということもあり、あっさり入国することができた。入国をする所ははアターリーという村で、特に何もなく、村全体で農業をやっているような何もない長閑な村だった。イミグレーションを越えると、とりあえずチャイをしてゆっくりすることにした。チャイをしているとたくさんの両替商やタクシーの運転手らが集まってきた。ここからアムリトサルの町まではタクシーしか交通手段がないため、まず両替をしてからタクシーの値段交渉をした。交渉の末、アムリトサルまでRs210(約630円)で行くことになった。アムリトサルまでの道のりは約1時間くらいだったが、タクシーにはカセットデッキが付いていたので日本から持ってきたカセットテープで音楽を聞きながら、まわりの長閑な景色を眺めているとあっという間に到着した。
アムリトサルに到着してまず、インドの首都であるデリーまでの列車のチケットを取りに行くことにした。取ったチケットは夜の7時30分発デリー行き、Sleeper
Class(寝台車両)をRs200(600円)で取った。以外に簡単にチケットを取ることができ、出発まで時間がかなりあるのでアムリトサルの街をぶらぶらすることにした。
ガイドブックを見ると、アムリトサルといえばスィク教の聖地「ゴールデン・テンプル(黄金寺院)」しか有名なところがなさそうなので、そこだけでも行くことにした。ここはアムリトサルの駅から少し離れていたので、オート・リクシャー(3輪自動車)で行くことになった。アムリトサルの街はパンジャーブ州最大の都市ということもあり、街は結構栄えていて、両替や買い物など不自由しそうにはない街だった。
オート・リクシャー(210円)で約10分くらいでゴールデン・テンプルに到着した。ここには無料で入ることができるのだが、いくつかのマナーを守らなければいけない。1つは靴をぬぎ、足を洗う。2つ目は頭(髪の毛)全体を布などでおおう。3つ目はタバコを持ち込まないというマナーだ。僕はパキスタンで買ったマフラーを頭に巻きつけて入ることにした。左の写真はマナーを守って記念写真撮ったのだが、ちょっと浮いていて恥ずかしかった・・・。ゴールデン・テンプルの中は観光客はほとんどおらず、スィク教の聖地ということもあり信者ばかりだったので写真などは撮りにくかった。靴をぬぎ、足を洗って入るので床の大理石はきれく、通路はじゅうたんらしき布を敷いている。ゴールデン・テンプルという名前の通り、中心に金色をした寺院が建っているのだが、残念ながらスィク教を信仰していない僕らはその中には入れなかった。約1時間ほど見学をしてから駅へ戻った。
列車の出発時刻までまだ時間があったので、ご飯を食べたりしてゆっくりすることにした。夕方4時くらいだったのだが、この時間にご飯を食べるのは久しぶりだった。というのも、それまではパキスタンにいたのだが、運悪く1年に1ヶ月しかない断食月(イスラム教)に滞在してしまったのだ。そのため、滞在中太陽が出ている間、何も食べること・飲むことができない毎日だったのだ。なんと、マクドナルドまで閉まっていた!!この時間にご飯を食べることのできる喜びとインドカレーを始めて食べる楽しみでいっぱいだった。注文したのはエッグカレー(約40円)で特に辛くもなく、ものすごいおいしかった。チャパティというナンの薄っぺらいのをつけて食べた。
インドの列車は時間にルーズと聞いていたが、始発駅ということもあり時間どおり出発した。左の写真は寝る前に列車の中で撮影。寝台列車は3段になっており、僕は真ん中の段で寝ることになった。目が覚めるとインドの首都デリー。期待と不安でいっぱいのまま眠りについたのだった。
[PR]動画